7人が本棚に入れています
本棚に追加
ま、いいや。
何かどうでも良かったのでシカメは放置。
その後の時間も同じ調子で過ぎて行き…──
今日の授業過程は終了した。
授業と言っても、後日から必要になる物の配付や、校内にある寮に入る者への説明などだ。
なので、今は昼を少し過ぎた時間。
そういえば、担任が放課後に用があるとかなんとか…
そんなことを考えていると、教室の扉が開かれて担任の教師が入って来た。
まだ、数人いる生徒達を近い順に見ていき、一番後ろの僕へと視点を留めるとこっちに向かって手を招いた。
もう帰る支度は出来ているから、荷物を持ってそのまま担任に付いて行くことにしよう。
何の用なんだ?多少の事でも対処できるよう思案しておくか…
・・・
「着いたぞ。そう身構えるな。」
どうやら身構えてる感が体から出てたらしい…
到着した場所は用務員室。の隣の、何も書いてない部屋。更に隣に校長室がある。
その部屋へ入り、すぐ横の扉を抜けて校長室へ。
どうして態々、隣の部屋から入ったんだ?
これも気になったが、校長室にまで来たんだ。今は訊かないでおこう。
豪華な椅子に掛ける人物が見えたのだから。
最初のコメントを投稿しよう!