チーム作り

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校長の話の後「学生寮管理人室」に向かい遅れた理由を話すと、あっさりカードキーを渡してくれた。 怒られる覚悟はしてたのに、さ。 キーを持って部屋のある階まで寮専用の転移魔方陣に乗り移動だ。 この寮、自分の部屋がある階以外へ行くには非常階段を使うか管理人…〝寮管〟に頼み魔方陣を組み直してもらうしかない。 降りる時はそれぞれの階に1つづつある魔方陣に乗れば楽。 自分の部屋がある階へはカードキーを持っていれば魔方陣が反応する。降りる時もカードがないと降りられない仕組みなのだ。 「ぶつぶつと何言ってるんだ?」 「へ?僕に言った?」 偶然か必然か… 寮9階にシカメが現れた。 「魔方陣とか階段とか言ってたろ?」 「いや?一回も。」 「そんな…いや、気のせいか。 んで、アオイはここで何してんの?」 「9-12号室。 が、僕の部屋。」 「隣じゃん。俺は13な。 そういや、、11号はお前の好きな奴だぜ。(ニヤニヤ」 なんだろう…シカメ、顔がうるさい。 「あっそ。じゃまた」 こういう反応は薄情に見られるのだろうが、多分そんなのは気にしない奴だろう。
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