7人が本棚に入れています
本棚に追加
やらないんだったら、僕が先にしてもいい?
とは、言えず…
~20分経過…
「…フゥー・・・やる。」
…あ、決めたらしい。
暇ちゃんが牽制気味だから、座ってぼぉーっとしてると、ちょうど良い日差しに舟を漕いでしまっていた…
気持ちいいんだよね…寝てもいいかな?
…
ちょうど、大きめの雲が太陽を隠してしまう…
それと同時に体をブルッと震わせ、次に立ち上がる。
見ると、まだ針は刺してない。
「…やる。…やる …やる…」
痛いのがダメと言うより、針がダメなのかな?
「焦れったい!こうだ!」
「!? ж∀&℃♂〒↑ッ!!────……やった…」
※やったのは暇ちゃん※
「はいはいほらほら!入って!行って!」
言われるがまま、手をお碗の形にして魔法円に入り中心に立つ。
さぁ、何が出る?
「…我、汝を慕い、信頼し、この、血を捧げる。汝は我を試せ。召喚」
さっきまでと同じ様に魔方陣が出て動き出す。
最初のサキュバスより少し大きいかな?
先ず見えたのが、言わずもがな足。
いきなり頭が見えたら化け物だ。
とは言っても今、僕等が召喚してるのは化け物で間違いないんだけどね。
黒いな…2、3?4か。
脚4本、……馬?
一角…ウニコール!じゃないや、ユニコーンだ!
でも、黒いユニコーンなんているんだね…
ここは魔法学院なんだ。
固定観念に囚われてちゃいけないな。
最初のコメントを投稿しよう!