悪巧み

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じゃあ、どうして保健室から戻ってきたのか。とか、他には副作用はないのか?だとか訊くだろ…普通… いや、僕の常識は通用しないと思ってるけど… あ、そうだ。 「鹿目、今は魔法を覚える時間なんだけど、多分、初級?基礎の魔法かな?何も聴いてないでしょ?」 「俺が戻った時にちょうど説明終わったっぽいしな。」 「先ずは…(ry 鹿目の属性ってなんだっけ?」 「火と土…お前らと比べりゃ平凡で悪かったな…」 「誰も言ってないよ…勿論、そんなこと考えたこともないから。 (大嘘)」 「あっそ。ま、やってみるわ。 お前も頑張れよ。って、あ…頑張る程、魔力ないんだっけ?」 性格悪いな…人の事、言えないけど。 まぁ、やってみようかな。 風と金… 金って、どんなのが出来るんだろ?  ・・・!! もし、金属をそのまま生成することが出来るのなら、、 それを加工、または、任意の形で生成できるのなら… 金属貨幣…硬貨を好きなだけ生産できる… と、その前に。 金属を生成することは可能なんだよね?国に保護されるくらいなんだし。 まぁ、そうだとして。 必要なのは、、 ……成る程(授業中に調べた。) アルミニウム、銅、錫、亜鉛、ニッケル が必要と… 「く囲~…枠囲?枠囲くーん?」 「あ、はい?えっと…」 すぐこれだ。気を付けないと… でも、先生何の用だろう? 「さっきから全く動かないし口角上げてニヤついてるからね。 こんな授業、余裕… な訳ないですよね? だから、もしかしてその属性使って悪巧みしてたんじゃないかな~と。」 え、えす…超能力!?いや、魔法で透視か!?
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