悪巧み

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「その属性って…え、先生何考えてるんですか… いい大人が…更には教職に着いてるっていうのに…」 「ん?風とき……いやいやいやいや!そういう趣味ないから。教師になった理由は、そういうんじゃないからね!?」 自ら言ってくれるとは… そろそろ真面目にしようかな。 「え?何と勘違いしてるんですか?」 「そ、そりゃあ…うん。今ここで話す内容じゃないな。」 その言いぐさ、危ないと思いますが…ましてや皆がいる教室ですし… 「では、この話は中断で。」 皆が聞き耳立ててるしね… 「ああ、そうだ。注意されたくなければ、〝手を〟休めずに頑張れよ。」 聞き耳立てて手が止まってた連中が同時に動き出した。 おい、何故ペンを握る? と、突っ込みは置いておいて… … 先ずは、手の平に魔力を込める。 …手の平?どんな形で? 球?皿状?表面?指先? あれ?手、以外は? んー…最初は手から球だ。 色々な形を… …とは思っても、僕の魔力量は少なすぎる。 そもそも、手に収まる大きさ一回でどの程度の魔力を消費するのか? それを維持することで魔力は消費され続けるのか? これは後々、習うとして… …形のことも習うのかな? 消費された魔力はどのくらいで回復するのか? 疑問が絶えない… とにかく! 1度やってみないことにはなんとも言えないか…
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