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見られてると思うとむず痒い。
なんだろ?気になるなら…って来た!
「…すごい。もしかして…入学前から練習してたの?」
凄いのか…
平凡な鹿目と未知数の担任の意見は別にどうとも思わなかったけど、躄に、凄い なんて言われるとなんというか……
「ありがとう、練習はしてないよ。魔法を習う為にここを受けたんだしね。」
あんなこといいな~できたらいいな~ のイメージトレーニング(妄想)とかはしてたけど。
「…本当に?だとしたら凄い… 天才かも…なんてね…ニコ」
天s…小悪魔だ!!
その微笑は僕に向けて浮かべたんでしょ?そうなんでしょ?
って、軌道修正しなきゃ…
「僕なんかは凡才だよ。本物の天才は最初から誰も見たことない魔法を無詠唱で発動させちゃったり、誰も知らない属性を持ってたりすると思うよ?」
「…そうなのかな…? …でも、凄いよ。」
そんなに褒めて… 僕をどうしたいんだ!?
何も出ないからな!?
「はい、そこーイチャついてないで席に着けー」
「ぁ……//」
イチャついてないし、立ってたの躄だし、そういうの女の子に向かって言うものじゃないと思うんだけどな…
うん… うん。
そうだ。
「先生、僕が呼んだんです。
同じチームだから、コツとか…を…」
え?下向いて手を眉間に当てて…本気で怒ってる?
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