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席に戻ると、躄と暇ちゃんは自分の席に戻っていた。
流石に独断で決めたのは頂けなかったか…?
「なあ、碧、今からでも変えられるか…」
「6班が良かったんでしょ?それがダメなら5が。」
「そりゃあ…って、なんで!?」
バレバレだって…
「どうせ、女子関連。でしょ?」
「はっ!俺は、別に!そんな、、そうです…」
「これからは、躄と暇ちゃん二人が横の席になるんだよ?
しかも、窓際だから外が見られる。運動着の…」
「なくぉ!そr!おま!…… こ、この件は不問に付す。」
偉そうだな…いいか。
僕と鹿目が馬鹿なやり取りをしてる間に他のチームも班が決まって……ないな。
案の定、揉めている。
「鹿目、さっき僕は二班と六班って言ったけど、五班もかな。」
思ってるより、長引きそうだ。
なんとなくだけど、決まる前に雰囲気とかの概念がなさそうな先生が決めてしまいそう。
……あー、イライラしてるのが伝わってくるな…
バンッ!!
「お前達、… 仲良くしなさい。」
ちょっと怒ってらっしゃる…
一瞬、静かになって揉めている奴等同士で向き合った。
どうやら、じゃんけんで決めるらしい。
誰がどの班になろうが興味はない。
早く決まらないかなぁ…
「イョッシャァァアア!!」
うるさいよ…
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