霹靂を隠す者

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魔晶石での魔力測定が終わり、授業の残り時間は後、十分 予定より早く終わったらしく、他の配る物等を持ってきていないらしい。 なので、残り時間は適当に使えとのことだ。(相応しい事。の意で) 適当…適当…と・・・ 皆との交流だな。 僕が答えを出す前に、もう行動に出てる奴が早速、女子に声をかけていた。 相手にされていないのが見てて痛い… あ、そうだ。 ・・・ (「なぁ、お前何て言ってたっけ?」) じゃないな… 「シカメ、ちょっと付き合え。」 「交際?」 「違う…恋愛感情じゃないし僕の恋愛対象は女…女性だ。」 「0歳~老衰まで!?広いな…」 「ボケはいらないから真面目に頼むって…」 「んまぁ、何?」 「じゃあ、名前の…なんて言うんだ?字を知りたい奴がいる。だな。」 「誰?何処の席?(ニヤニヤ」 「確か、まきつか いざり そk…」 「いやいやイヤイヤ… お前、今のクラスの状況見えてねぇの?馬鹿なの?逝くの?」 状況って・・・ 席を立って移動してる者、9名 主にそれの相手をしてる者、6名 前後、又は左右で話す者、11名 (前述と、僕とシカメ含む) 他、……ん?13名は…全員男子か… 同じ方向をちらちらと見てないか? あ……
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