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もやしもん
生まれつき菌が肉眼で見える男。沢木惣右衛門直泰(さわきそえもんただやす)は、東京の農業大学に進学した。変わりに変わった農業大学の仲間や、教授達との変わった生活や沢木の成長を描く。
てな話。
この漫画では、沢木は一応「主人公」として鎮座しておりますが、一切目立たない主人公として有名。
イブニング編集部には連載開始から一年間、沢木に対するファンレターは無かった。という逸話があるほど目立たない。笑
作者自身も「せっかくの主人公の能力を生かしきれてない」という、他人の評価に対して「別にこれでいい」と言ってます。笑
菌に対する造詣が深く、菌達を無気力系の「○かいてチョン」にしたセンスが羨ましい。菌の特徴に合わせた外見や性格づけなどもセンスが溢れてて大好きです。
ユーモアのセンスがあるんでしょうね。細かい笑いが多い漫画です。しかしストーリー性は少ないです
欄外にある登場人物紹介の菌達の紹介にはクスクス笑ってしまいます。
菌類学会からの表彰。出版社の垣根を越えた他の漫画への菌達の進出。
しかも!!近畿大学では正式な教材として採用されました。
新しい漫画の1つとして是非読んでもらいたい作品です。
8点
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