木多康昭氏(代表作「幕張」)

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      幕張 千葉県幕張市を舞台にした、ギャグ漫画。野球部員の塩田(しおだ)と奈良(なら)が野球を一切せずに、バカなことばかりする。 てな話。 のっけから下ネタオンリーな内容に当時の私は驚きました。「南国アイスホッケー部みたい!」などと思ったもんです。 中盤以降の業界人いじりには酷いものがあり、担当編集の瓶子氏へのイジりっぷりは、見事。笑わせていただきました。 芸能人のヒロミの模写を描いて「(芸が)寒い」と言ったシーンは見事に単行本カット。そりゃそうだわ。笑 しかし、「赤木キャプテン」こと「鈴木智恵子」(すずきちえこ)に関しては、登場シーンのインパクト。メガネを外した奈良が鈴木智恵子を広末に間違えるくだりには、ギャグ漫画らしい「有り得なさ」や「ビジュアルでの笑い」を展開。普通に笑えましたよ…ね? 最終回には「自分のうんこがトイレに流れなかった」という理由で連載を辞めたと描いてある。バカだ。笑 更に最終回では「ジャンプで絵の下手さの1位を木多と争っている」とした「ガモウひろし」が真の主人公だと言っている。バカだ。笑 「あの時点で私が連載を終えてなければ遊戯王が終わっていた。私はジャンプを救った」とも言っている。バカだ。笑 6点
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