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チェーザレ
かつてヨーロッパ全土を支配したローマ帝国の支配者の1人「カエサル(スペイン読みでチェーザレ)」と、同じ名を付けられた子供が、ローマ帝国崩壊後の1480年前後に、枢機卿の1人であるボルジア家に誕生した、チェーザレ・ボルジア。
彼こそが、新たな「支配者」となる存在である
てな話。
ルネッサンス期のピサを華麗に描き、当時の生活様式を絵に興すのは大変だと思います。膨大な資料との睨みあいっこが予想されますが、自然に描いてるのが素晴らしいですね。
感動したのは、システィーナ礼拝堂ですね。礼拝堂の中にある天井画が描かれてない時代の話なので、内部の様子というのは現在の資料には残ってないわけです。
しかし!!
惣領氏独自の画力で描かれた世界に感服しました。
涙チョチョ切れ必須です。
コロンブスやダヴィンチも登場したりと、ルネッサンス満載な漫画になっています。
チェーザレ・ボルジアの詳細な資料は日本語訳されていないので…この漫画結構重要だったりします。いやマジで
話柄、仕方のない話かも知れませんが…用語や人名を覚えないと内容が理解しづらいです。その点さえ頑張れれば、非常に面白い作品です
7点
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