ゆうきまさみ氏(代表作「機動警察パトレイバー」)

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    究極超人あ~る R・田中一郎という学生服を着た間抜けなロボットが主人公。時折歴史的仮名遣いを遣う。 もう一人の主人公、大戸島さんご。とにかく体力があり、足がムチャクチャ早い。しかしムチャなボケもほったらかしにする様は「とろさーもん」を彷彿とさせる 全てが謎の先輩、鳥坂司(とさかつかさ)、時折見せるマニアックな知識。「眠たいときの作業は小人さんがやってくれる」と小人さんを信頼している。 そんな春風高校光画部の面々の織りなすギャグ漫画です のっけからマニアックなネタを展開し、当時のコアなファンは 「サンデーでそんなのいいの?」 と驚いたという。 田中一郎が自分の体にコンセントを挿し、炊飯器でご飯を炊くのは最高に笑いました。お粥をかけた「お粥ご飯」。煎餅をのせた「煎餅丼」など、基本エネルギー源が「ご飯」という謎の設定も楽しい 今でこそ当たり前だが、脈絡のないギャグやボケのパイオニアはこの人だと私は思う。 また同時期に連載していた「鉄腕バーディー」とルーズにリンクしたシーンがあり、当時の漫画としては新しい手法だった。 読む人を選びますが、とても楽しい漫画でせう。6点
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