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「き・・・気のせいじゃないですか!?」
「う~ん、気のせいかな~」
不思議そうに首を傾げる麗奈。
どうやら、私の動揺は彼女にはバレていないらしい。
もし、相手が蓮さんだったら間違いなくバレてたと思うけど・・・。相手が蓮さん
じゃなく、麗奈で良かった。
私はホッと胸を撫で下ろした。
「で?」
「え?」
「神宮先輩の誕生日がどうしたの?」
麗奈のその言葉に大きく話が脱線してしまっていたことに気付いた私はようやく本来の目的を思い出した。
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