深愛~美桜と蓮の物語~Forever Love 2

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普段の私だったら間違っても海斗に相談を持ち掛けるようなことなんてしない。 だけど、この時の私は、自分で思う以上に切羽詰まっていて、藁にも縋るような思いだったんだと思う。 「…ねぇ、海斗」 「あ?」 「ちょっと聞きたいことがあるんだけど」 「んだよ?」 「誕生日に彼女から貰うとしたら何がいい?」 「誕生日?」 「うん」
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