第3話

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着替えの下着と部屋着を持ってお風呂場に行く 着ていた服を脱ぎふと洗面所の鏡に映った自分の姿を見る やっぱりこの身体、好きになれないな なんかいやらしい…… 鏡から視線を外し、浴室に駆け込む 浴室に入った途端、何か違和感を感じる …………??? 何だろう?…ま、いっか シャワーをひねりお湯になるまで待ち、お気に入りのシャンプーで髪を洗いトリートメントする その間に身体を洗い、クレンジングで化粧を落とす…… ん?あれ私スッピンだ いつの間に化粧落としたんだ? あーーーーーー そうだ、課長!!! つい数時間前に課長の家の広くてきれいで素敵なお風呂にはいったんだった で、クレンジングはもってなかったけど、洗顔クリームなるものがあったから拝借して顔も洗ったんだった ちゃんとは落ちてないだろうけど、もともと化粧はスッピンよりちょっとマシに見える程度にしかしないから洗顔クリームでもそこそこ落ちてしまうのだ うぅーーーっ そうだった!あまりに衝撃的な出来事が続いたせいで、そんな一大事が起きたこともうっかり抜け落ちてしまっていた あーーー 下着姿………! それも見られていたんだった…… しかも洗濯までさせて、ノーブラノーパンで課長の作った夕飯食べたんだった…… もう……消えてしまいたい 明日どんな顔して課長に会えばよいのだろう…… お礼もちゃんと言えてない 本当……私ダメだわ
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