第3話

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湯船に浸かり、あまりの自分のダメダメぶりに反省 課長には明日朝一番にお礼と謝罪をする 佑の事は早いうちに連絡して、私の気持ちを伝える よし、そうと決まったらサッサと上がって髪乾かして少しだけ横になろう ベッドだと起きるの辛くなるから ソファーでいいや お風呂から上がり、ドライヤーで軽く髪を乾かし、冷蔵庫から冷えた酎ハイを出してクッと飲む 眠れそうにない夜は少しだけアルコールの力を借りる お酒は普段あまり飲まないし、飲んでも2本も飲めば十分酔っ払いの仲間入りだ 酒の場での私は随分と安上がりに出来てる でもお酒を飲んでみんなでワイワイ楽しく語り合う場は大好きだ 会社の飲み会だとたまに辛んできたり説教されたり泣き出したりする人もいるけど、それはそれで楽しかったりするしね… ソファーに座って酎ハイ飲みながら充電中のスマホを見ると着信のランプが点滅している 時刻は深夜2時… こんな時間に誰だろう……? 履歴を見ると 「佐伯 陸」 兄からだった そういえば、着信とメール入ってたっけ?伝言もあったな… と思っているとまた着信! 「佐伯 陸」 ハイハイ わかりました 今出ますよ
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