第3話

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あーもうダメだ…… 頭がぐらぐらして目が回ってきた 眼鏡……気持ち悪い 眼鏡を外すと視界がぼやけて隣の課長や主任の顔さえ見えない 向かいの席から真由ちゃんが何か言ってるけど、もう起きてられない みんな帰るまで少し寝させて…… 「あーあ、蒼空せんぱい落ちちゃった~ せっかく昨日のこと色々聞き出そうと思ってたのに~」 「昨日の事って?」 「蒼空せんぱい大好きな松澤君には残念なお知らせだけど、昨日予定外に早く帰れるようになったから、久々に彼氏んちにサプライズで行ってご飯作って待ってる~って嬉しそうに帰ったからどんな濃密な夜を過ごしたのか聞こうと思ったのにな~」 「うわ~そんなリアルな話はやめてくれーー!」 「何言ってるのよ 蒼空せんぱいだって立派な大人の女なのよ! あんなカワイイ顔してても彼氏とあんな事こんな事してるんだから! もうあの顔にあの身体って……萌え萌えポイント高いわよね 私が男だったら、完璧ハマるわ 脱がせた時のギャップに中毒になりそうだわ~」 私が聞いてないからってそんな恥ずかしい事を大声で言ってたなんて… もう恥ずかしすぎてみんなの顔が見れないよ…… 真由ちゃんめ!!
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