第3話

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「そろそろお開きにするか」 「そうですね、もう22時ですね 今日はこのへんで解散としますか」 「あ、では課長、蒼空ちゃん起こして下さい」 ……ん?お開き? 今部長お開きって言ったの? 起きなきゃ… 私マジで寝ちゃってたんだ 課長、足痺れてないかな?重かっただろうな… 起きようと頭を持ちあげようとした時、とんでもない言葉が聞こえた 「いや、よく眠っているから今起こすのは可哀想だ 最近忙しかったし、それに今日はなんだか少し体調が悪かったように見えたから、このまま俺がタクシーで送っていきます」 な、なんですと…!! 今のは間違いなく課長の声だよね このまま私を送っていくって今課長言ったの? いや、それはダメでしょう 2日連チャンで課長に迷惑はかけれませんって! すると今度は 「いや、課長大丈夫です。 俺、佐伯んち知ってるから俺が送っていきます」 今度は主任? 「あー主任、危険な香りがします 課長だってお疲れだろうし、主任は危なさそうだから、ここは僕が代表して、蒼空先輩を責任持って送り届けますよ」 松澤君、主任に危なさそうとか言って大丈夫なの? 後で苛められるよ
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