第3話

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「ちょっと待った~!みんな何をいってるんですかぁ~ ここは、彼氏さんの登場でしょう 呼び出して迎えに来てもらいましょうよ~!」 ちょ、ちょっと真由ちゃん、また突拍子も無いこと言い出さないでよ 「おい、彼氏さんって言ったって、川嶋誰だか知ってんのかよ!」 「知ってるに決まってるでしょ! 三星堂製菓の上條さんでしょ!」 「えっ!マジかよ?上條さんなの?うー負けた!勝てる気しない 先輩面食いなのかよ」 「アハハ、松澤君じゃ上條さんの足下にも及ばないわよ」 ま、真由ちゃん…… お願いだからベラベラとプライベートを話さないで…… 誰か真由ちゃん黙らせて下さい 「真由ちゃん!もうやめなさい!蒼空ちゃんの許可なくプライベートな事を人に話すなんてルール違反よ 自分だって勝手に色々プライベートを話されたら嫌でしょ!もう少し常識人になりなさい。 それから、今聞いた事はここから他に漏れるような事がないように。 仕事が絡む事があるから、みんながやりづらくならないよう、敢えて内緒にしていた蒼空ちゃんの気持ち大事にしてあげて」 華子さ~ん ありがと……
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