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――光夜の部屋
「ダメだ~、なーんにもおこらん」
光夜は家に帰ってからずっとペンダントを観察していた。
(やっぱ、フツーのペンダントだったかぁ。晃じゃないけど、ちょっとザンネン・・・)
「もー寝よ」
ヒューー
「わっ!?また落ちてる!」
下にでっかい【なにか】が広がっている
もう少しでその【なにか】の上に落ちそうだ・・・もう少しで、届く・・・
(なんだろう?ドキドキする)
『もう少しで始まる』
頭の中で声が聞こえる。
「えっ!?誰だよ?」
思わず自分も声をあげた。
『もう少し待て』
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