第1話

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「うぁぁぁあ」 数百体の雄叫びを食らった これは死に至るだろう。 僕は耳と鼻から血をだし倒れていく 「くそ……」 ドサっと僕が倒れると一斉に僕を食しに襲いかかってくる。 「なーんてね」 僕は聖域の紋章についているチェーンを引き抜く。 すると聖域の紋章から光が解き放つ キーンという高い音とともに 目を開けられない光が辺り一面を包み込み、死狼達が消えていく しばらくするとその光と音も弱まり、辺りに静けさが広がる これは聖域の真の使い方だ。 いや、奥の手とでも言うべきか。 聖域の紋章は常に微弱な聖域の光を放って死狼達を遠ざけているのだ。 このチェーンはその光を調節しているもので、このチェーンを引き抜くと全ての聖域の光が放たれる。 それは死狼を焼き尽くす事ができるほどの聖域の光なのだ。
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