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「さて、今日も全ての授業も終わったし、帰ろうか!」
補習室?何のこと?逃げれば問題ないのだ!
「さぁ!いざ!マイホームへ!」
ガシィ
走り出そうとする僕の肩を誰かが掴む。まぁ誰かなんて分かりきってるのだけれど。
「逃がすと思うのか?ミナモトタツヤ?」ニコォォ
振り向くとやっぱり満面の怖い笑顔のテージロマ先生が僕の肩を掴んでいた
「やはり、テージロマ先生は僕の帰りを邪魔するというのですね!」
「邪魔ではない!教育だ!」
そういってさらに、僕の肩に乗っけた手を強く掴む。振りほどくのは無理だな。しかし、こっちも簡単にやられるような馬鹿ではない。
「さぁ!十分に引きつけた!ロド!やれ!!!」
そう僕は叫ぶ!そう!僕がこう引けつけてる間にロドがテージ先生の後ろに周り攻撃をするという作戦があったのだ!!
「……………ハッタリか?ミナモト?」
「ロド今だって!!」
ロドが現れない。まさか……まさか……
「ロドの野郎!!裏切りやがったなぁ!!!」
「先生ロドの野郎逃げやがりました!僕が探しに行ってきます!」
ガシィ
「そうは、いくか!」
くそ!逃げれなかったか!!しかしロドの野郎!裏切りやがって!!
「まぁ友に裏切られたミナモト……あいにくだが、補習室へ……ようこそ」
「い、いやぁぁぁぁ」
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