第1話

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「さて、今日も全ての授業も終わったし、帰ろうか!」 補習室?何のこと?逃げれば問題ないのだ! 「さぁ!いざ!マイホームへ!」 ガシィ 走り出そうとする僕の肩を誰かが掴む。まぁ誰かなんて分かりきってるのだけれど。 「逃がすと思うのか?ミナモトタツヤ?」ニコォォ 振り向くとやっぱり満面の怖い笑顔のテージロマ先生が僕の肩を掴んでいた 「やはり、テージロマ先生は僕の帰りを邪魔するというのですね!」 「邪魔ではない!教育だ!」 そういってさらに、僕の肩に乗っけた手を強く掴む。振りほどくのは無理だな。しかし、こっちも簡単にやられるような馬鹿ではない。 「さぁ!十分に引きつけた!ロド!やれ!!!」 そう僕は叫ぶ!そう!僕がこう引けつけてる間にロドがテージ先生の後ろに周り攻撃をするという作戦があったのだ!! 「……………ハッタリか?ミナモト?」 「ロド今だって!!」 ロドが現れない。まさか……まさか…… 「ロドの野郎!!裏切りやがったなぁ!!!」 「先生ロドの野郎逃げやがりました!僕が探しに行ってきます!」 ガシィ 「そうは、いくか!」 くそ!逃げれなかったか!!しかしロドの野郎!裏切りやがって!! 「まぁ友に裏切られたミナモト……あいにくだが、補習室へ……ようこそ」 「い、いやぁぁぁぁ」
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