第3話 ルキア

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普通に考えて 14歳でスタイリストの仕事なんて、 できる訳が無い。 世間知らずの私とマキは ルキアを調子に乗らせたらしく、 様々なことを語ってくれた。 ルキアはスタイリストだけでなく、 レッスンに参加したり 振り付けを担当したり とにかく色んな事をしていたらしい。 中でも一番多く仕事をしたのは 関西ジャニーズJr。 そして、NEWS。 「えっ、ちょ、山P!?」 高校の頃、 「野ブタをプロデュース」 というドラマにハマっていた私、大興奮。 「会ったことあるん?」 「会ったことあるっつーか・・・」 ルキアは言葉を濁した。 かと思ったが、そのまま続きを話した。 「私、山下と付き合ってたし」
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