第3話 ルキア

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ジャニーズ専属のスタイリスト。 母はV6のファンクラブに入り、 それなりにテレビも見ていた私は それに食いついた。 もちろん、マキも。 「凄い!誰か会ったりしたん?」 「そりゃあ」 「うーらーやーまー!」 お察しの通り、 ここからルキアの虚言がスタートする。 しばらく全てを信じきっていたが、 彼女の数々の虚言をまずは紹介したい。 私が信じていたころは 主にジャニーズ関係が多かった。 そもそも何故、 ジャニーズ事務所と関わりを持ったのか。 それは、地元に芸能人のツレが居たから。 w-inds.の慶太。 (これも恐らく嘘) そこから芸能界に繋がりを持ち、 元々興味のあったスタイリストになり、 ジャニーズ専属となったらしい。 それも、 齢14歳にして、である。
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