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入学して1ヶ月程が立ち
学校にも馴染んできた頃、
ある程度のグループが出来た。
わたしたちのグループは
わたしとヒロミ、
ほか男子が3人。
タクヤ、ガミ、シンという。
ヒロミはこの中のシンにお熱だった。
なにかと「シンくぅーん」と近づき
カラオケにシンだけ誘ったりした。
ほかの二人はヒロミの事はさしてタイプでもなかったらしく、男子3人の仲は基本的に良かった。
それはさておき
よくこの五人で、一人暮らしの私の家に集まってゲームをしたりした。
ヒロミだけ家が遠く終電が早い為、
先に帰ることが多かった。
この日もヒロミを見送って、
四人で他愛ない話をしていた頃
ヒロミから着信があった。
私が応答した時のあの声は忘れない。
「・・・・・・痴漢された・・・」
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