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「ぐらずぢがう…」
絶句しながら声をあげる直桜。
可愛い過ぎる!
直桜は本当にモテるし可愛いし
私の憧れ。
そんな直桜に元気一杯!!話しかける。
「だーいじょーぶ!
一生のわかれじゃないでしょ!?
直桜。
それにクラス別れたごときでさ
私たちの友情が壊れるわけないじゃん!」
───このときは本当にそう思ってた。
「あっ…うん。そうだね…」
「?」
「な《キーンコーンカーンコーン》
タイミング悪!
てか、行かなきゃ!
「バイバイ!直桜!」
「うん!」
──「何、勘違いしてんだろうあいつ。
私は、たーくんと離れたからショックだったのに。」
ひそかに聞こえる直桜の声。
でも、私の頭は遅刻するぅぅ!ということでいっぱいだったためその声を気にすることはなかった。
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