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「そう。博物館みたいなのがあるんだって」
そう言って話をする東谷。
「ダヤンって知ってる?」
「ダヤン!?好き!」
「あれ、わちふぃーるどって言うんだって」
「へぇ、初めて知った」
そう言いながら苦笑いを浮かべる。
「前に乗ってた車にダヤンの天使のやつ、シールにしてもらってボンネット一面に貼ってたよ?」
「まじで?」
「うん、特注らしいけど」
そう言いながら話は尽きない。そうこうしているうちに目的地についた。
「わぁ。ダヤンだ」
入口にあった看板を見つめる。
「行くよー」
「はーい」
そう言われあとについていく。
キョロキョロと周囲ばかり見ている。二人で館内へ入ると誰もいない。
「受付しか人いなかった」
そう言いながら笑い合う。中に入ると一つ一つ見ながら会話をしていった。
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