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全くもって安全性ゼロだった。
『あのヤロー、今度会ったらとっちめてやる』
ぶつくさ文句をたれていた時だった。
「お前、強そうだな」
見知らぬ男が歩いてくる。
が、一点に目がいった。
『アンタ、そのベルトは…!』
『Set up!』
「そう!俺もお前と同じってわけだ!変身!」
『チェーンジッ!仮面ライダー!ガイ!』
銀と黒鉄の武骨な鎧のライダー、ガイの姿がそこにあった。
『何でこうなんのかねぇ、めんどくせぇなっ!』
『しゃらくせぇ!』
『Strike Vent』
サイの頭を模した手甲・メタルホーンを構え、突進してくるガイ。
だが、やはり戦い慣れしていないせいか動きは
『単純だなッ!』
軽くいなして蹴りを叩き込む。
『がはっ!』
『悪いがこっちも疲れてんだ。さっさと終わらせる!』
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