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「お前の持つ怪人のジュエルはレプリカ、後の2つはオリジナル、のはずだ」 「はず?」 「仮面ライダー鎧武のジュエル、それは間違いなくオリジナルだ。だが、もうひとつのジュエルは…様々な世界を巡っても一度も見たことがない」 「…つまりレプリカすら存在しないライダーだと?」 「そういうことだ。そしてお前は、この世界の仮面ライダーになったことになる」 予想外も甚だしい。大変なことになった。 「…ま、俺が言えるのはここまでだ。後は知らん、自分で考えろ…」 そう言うとさっさと門矢 士は歩き去るのだった。 「…とりあえず帰ろう」 瓦礫だらけのこの空間にいたら面倒は必至だ。 とにかくこの場を離れなければと、俺は門矢 士とは逆方向に歩を進め始めた。
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