時間

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「な、なんだよジーっと見て…。」 「ん? いや、可愛いなーって思っただけだよ…。」 「!!」 あれ? めちゃくちゃ童謡してる…つうか固まってる。 霊夢に隠し事はするなって言われたからいっただけなんだけどこれは暴走にはいるのかな? いやでも俺は至って冷静なわけだし暴走にはいらないよな。 もう霊夢の鉄拳制裁はごめんだしな…。 「な、なぁ…雄次って…」 「妹紅ー、差し入れ持ってきたぞ。」 不意に戸がひらきそこにはいつも通りのすかただが眼鏡をかけている慧音が買い物カゴをもって入ってきた。 「んんっ?? こちらははじめましてかな? 私は上白沢慧音。 君の名前は?」 「お、俺、中里雄次っていいます。」 やべっやっぱり慧音には敬語になっちまう。 「ああっ、君があの新聞の外来人か。 話しは常々新聞で見ているよ。 あの神社でこき使われてるんだって?」 「え、ええっ…まぁ…。」 やはり先生ってのは人との接し方がうまいのかとても落ち着いているように見える。 「ところでなぜ君がここに…?」 俺は慧音に博麗神社での自由時間のこと、ここにきたまでの経路を説明した。
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