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やっぱりか…。
けどなんで…。
…なぜ聖夜が。
「…あんたが何を考えてるか知らないけどとりあえず今回の黒幕を呼ぶわよ?」
へ?黒幕?
「出てきなさい…。」
するといきなりスキマがあき中から目を疑うどしょんぼりした紫さんが現れた。
「やっぱりなんやかんやいっても今回の黒幕は紫だったみたい…。」
「ちょ、ちょいと待て!!
今回のことって聖夜のことだよな!?
なんで紫さんが黒幕なんだ!?
聖夜とは関係ないだろ!?」
いきなりの話に困惑した俺は焦りを隠せずにいた。
「話を最後まで聞きなさい!!
いい?
今回の異変は…。」
【操怨殺異変】
この異変は八雲紫が今回の幻想入りした人物を邪魔だと思っていたことから始まった。
しかし、外来人中里雄次は次々と幻想卿で繋がりを作る。
このままでは自分の手を汚さずに消すことができないと考えた紫はもう一人の外来人に目をつけた。
紫はもう一人の外来人兵藤聖夜のもとにいき境界を操る程度の能力を使い記憶と感情を操作。
聖夜は雄次を怨む殺戮者として生まれ変わってしまった。
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