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「いい?雄次。
迷いの竹林は一人で入っちゃダメよ?
あと帰ってくるのは7時、それ以降は森に人食い妖怪が徘徊してるから。」
「わかってるって。
そんな子供扱いしないでくれよ。
大体危険なのは知ってるからさ。」
そう、今日は幻想入りして初の自由時間を使える日なのです。
さてさて、どこにいこうかなー。
「それとはい。
地図と昼の弁当。
夜は家で食べるから時間は守りなさいよ?」
そういうと霊夢は俺に地図と小さめの弁当箱を差し出した。
これで飢えに困ることはあるまい。
【中里雄次は手作り弁当と地図を手に入れた。】
「わかったよ母さん。
…って!!」
突如頭に衝撃。
「…誰が母さんか…。」
衝撃の正体は霊夢のげんこつでした。
「……ってて。
ま、いってくるぜ。」
二つの品を霊夢から借りたバックに入れ博麗神社をあとにする。
神社の階段を歩いていると高速でなにか神社に向かった気がしたが…ま、霊夢に任せよう。
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