312人が本棚に入れています
本棚に追加
「女の身体の中に自分のもの入れるなんて、怖いじゃん。そんなの、俺だけかも知れないけど」
……そうだったのか。
男の子も、怖いって感じることがあるんだ。
新鮮な感動に浸る間もなく、ヒデオがあたしに腰を押し付けて来る。
あたしの入口でヒデオが擦り付ける、やらしい音がした。
それだけで期待に震える自分は、どうしてヒデオを置き去りにして来たんだろう。
「だけど、水沢とヤッてから、マナミもただの女なんだって判った」
「……そうだね。ただのメスだよ。……幻滅した?」
「さあ。今冷静じゃないから判んねーな。……てか、挿れるぞ」
身体つきと同じく大きいヒデオのものは、久しぶりのあたしには少しきつかった。
けどそれも最初だけで、あたしの中は擦られながらだんだんヒデオの形に沿うように、震えながら受け入れる。
.
最初のコメントを投稿しよう!