4.誤解

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  「女の身体の中に自分のもの入れるなんて、怖いじゃん。そんなの、俺だけかも知れないけど」  ……そうだったのか。  男の子も、怖いって感じることがあるんだ。  新鮮な感動に浸る間もなく、ヒデオがあたしに腰を押し付けて来る。  あたしの入口でヒデオが擦り付ける、やらしい音がした。  それだけで期待に震える自分は、どうしてヒデオを置き去りにして来たんだろう。 「だけど、水沢とヤッてから、マナミもただの女なんだって判った」 「……そうだね。ただのメスだよ。……幻滅した?」 「さあ。今冷静じゃないから判んねーな。……てか、挿れるぞ」  身体つきと同じく大きいヒデオのものは、久しぶりのあたしには少しきつかった。  けどそれも最初だけで、あたしの中は擦られながらだんだんヒデオの形に沿うように、震えながら受け入れる。 .
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