6.落涙

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  ゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。..。.:*・゚  何故だかしっかりお昼までごちそうになってから、ジンとあたしは西門さんの部屋を後にした。  自業自得による不可抗力とはいえ、ジンと一緒に朝を迎えてしまったことに対して、居心地の悪さみたいなものがあった。  それはジンも同じみたいで、お互い妙な距離を取りながら、すっかり南中した太陽の下を歩く。 「エイユウから何か連絡あった?」  ふと、ジンがあたしを見る。  ジンは携帯を握っていて、自分に何かないか確かめたようだった。  それに従って一応あたしも携帯を見るけど、ヒデオからの連絡はない。 「何も。ヒデオとあたし、起きる時間が違うから朝はあんまり連絡しないんだよね」 「そか。昼も?」 「昼は、その日の夕方以降についてとか、よくメールするけど……今日はないみたい」 .
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