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いつもどおりの日常の中を俺は生きていた。
クラスでは、いつも孤立していた。
『次の授業は数学か。』
俺は鞄から数学の教科書を取り出そうとしていて気付いた。教科書を忘れたと。
すると隣の席の女子。雪乃 茜さんが
『神谷くん。教科書忘れたの?』
と聞いて来て、俺は雪乃さんに教科書を見せてもらった。
雪乃さんは、クラスでアイドル的存在だ。
俺みたいな奴にも接してくれる。うちのクラ
スの男子は雪乃さん狙いがほとんどだ。先生が、
『おい。雪乃。この問題分かるか?』
と聞いた時、放送が入った。
『これからゲームを始めます。』
周りは騒然となった。
『これから、各クラスに黒ヒゲ危機一髪を投下します。』
すると、突然2メートルはある黒ヒゲ危機一髪が現れた。
『この黒ヒゲを飛ばした方は、死にます。男子が飛ばした場合は刺した剣に斬殺されます。
女子の場合は、黒ヒゲに強姦されて死にます。』
女子達は、かなり引いていた。
放送は続く。
『最後の一つまで黒ヒゲが飛ばない場合は皆さん首が斬れて死にますので。黒ヒゲに刺す順番は出席順に行います。それでは、ゲームスタート!』
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