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ネリー「成る程。なら生物変化はどんなものなの?」
エステル「今回起こっている生物変化はどんなものなのか全く分かりません。ただ、一般的な解釈をするなら突然変異、あるいは進化というものがあります」
フィリア「生物が生きるのが困難な環境になると、そのほとんどが死んでしまいます。ですが辛くも生き残ったものは、子供を産みます。
そして産まれた子供は最初から過酷な環境に晒され、強い生命力を持つ個体のみが、成長して子供を産みます。
すると、その子供は最初から環境に適応出来る姿で産まれて来ます」
エステル「分かりますか、ネリーさん。普通なら最低でも孫の代で起こる現象です。
それが今回は異常な程早く、それも星晶採掘地に限って起こっているのです」
ネリー「それを調べないといけないんだね」
そして、予定の地点に着いた一行の前に現れたのは、巨大なオタオタだった。
エステル「お、大きいです」
リッド「あーあ、デカオタだ。こいつなかなかどいてくれないんだよな。
しょうがねえ。こっちから行って追っ払うか」
全員が武器を構える。
デカオタも殺意を剥き出しにする。
戦闘が始まった。
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