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翌日、ネリーの回復を待ち、早速情報交換が始まる。
ガルバンゾ国からは王女エステリーゼ、ギルドの剣士ユーリ、研究者にして魔術師でもあるリタ。
アドリビトムからは、リーダーのアンジュ、エステル自身が指名したネリー他、ウィル、ハロルド、アル、クラトス、フィリアの頭脳班である。
アンジュ「では、エステルさん。何故あのような場所に?」
エステル「はい。コンフェイト大森林にはガルバンゾ国の星晶採掘地があるのですが、そこで奇妙な事が起こっているらしいのです」
アンジュ「奇妙な事とは?」
リタ「星晶採掘地にいる生物が変化しているらしいのよ。それで一部の学者が星晶採掘が原因だと仮説を立てて調査しようとしたんだけど」
アル「権力と保身を最優先にする上層部が根本から跳ねつけ、学者の方を追放した」
リタ「ええ、そんな所よ。それで、エステルが自ら調査に乗り出したの」
ウィル「生物変化とはどのような物なのだ?」
ユーリ「それを調べに森へ入ったはいいが、迷うわ、サレに見つかるわで散々でな、調査なんぞ出来てねえんだ」
ネリー「だったら、私達で調べに行かない?森の地形ならリッドとか詳しいし」
エステル「なら、私も同行します。元々、私が始めた調査ですから放棄するわけにはいきません」
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