2ー4 謎の生物変化

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暫く休息を取った後、エステルが隠しておいた道を開き、一行は森の奥へと進む。 出てくる魔物は森の環境に適応したライニネール、グリーンローパーだ。 ネリー「生物変化ってこういうものなんだね?」 ライニネールを倒したネリーがフィリアに尋ねる。 フィリア「ええ、ライニネールはロックルの同族です。森に適応したんですよ」 そしてエステルの案内の下、星晶採掘跡地に辿り着いた。 それは異様な光景。不自然に白い砂、変色した植物。一行は思わず息を呑む。 リッド「なあ、何かやばいんじゃないか?こんな植物見たこと無いぞ」 フィリア「一部、無機物化しています。もはや、植物と呼んでいいのか」 エステル「こんな事に」 ネリーは白い砂を手に取り、零してみる。異様に細かく、粘り気も無いのに、砂煙一つ立たない。 リッド「砂も普通じゃねえな」 その時、後ろから野太い声が響いた。 ?「お前達、アドリビトムか?」 やってきたのは、黒豹のような顔の獣人と緑色の髪の青年だ。 ネリー「獣人?」 ?「まあ、確かに獣人だ。俺はガジュマという種族だ」
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