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ユージーン「俺はユージーン・ガラルドだ。アドリビトムにはいつも世話になっている」
ティトレイ「俺はティトレイ・クロウだ。よろしくな」
ガジュマの男はユージーン、緑の髪の青年はティトレイ。共にヴェイグの仲間である。
ネリー達も挨拶を返した。
ティトレイ「ネリー?ヴェイグと一緒にサレをぶっ飛ばした子か?」
ネリー「うん、そうだよ。サレには逃げられちゃったけど…」
ユージーン「いや、気に病む事はない。退けただけでも大したものだ」
リッド「サレはあれからどうしたんだ?」
ユージーン「星晶と物資を奪うだけ奪い、村から撤退した」
ティトレイ「おかげで星晶はスッカラカンだ」
フィリア「そう…ですか」
ユージーン「それで、お前達は何故ここへ?」
エステル「星晶採掘地で起こっていると聞いた生物変化についての調査です」
ユージーン「見ての通りだ。ここは以前、薬草の産地だったが、今は奇妙な虫や植物で溢れている。
このような現象は採掘が終盤に差し掛かった時から始まった」
ティトレイ「俺達はこの事を伝えようとして、村を出て来たんだ。アドリビトムに接触出来て、ちょうど良かったぜ」
フィリア「やはり、星晶採掘が原因でしょうか」
議論になりそうだったがリッドが制止する。
リッド「ちょっと待て。迎えが来るまでもうあまり時間が無い。続きは俺たちの船でやろう」
フィリア「そうですね。では、ここの砂と植物を持っていきましょう」
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