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眩しい。めっちゃ眩しい。どこぞの大佐みたいな状態になった。
くそぅ、蒼がきたのはさすがに予想外だった。が、まあいい、これで晴れて巻き込まれ召喚されてチートゲットしてウハウハ美少女ハーレムが…………
「……………why?」
どうせ、どっかの城の地下とかそんなんだろう。そう思っていた。だが、目を開けたそこは真っ白な空間だった。上も下も左も右も前も後ろも、ただひたすらに真っ白だ。
まて。落ち着け俺。俺と蒼が入ったあれは確実に魔法陣だった。おーけー、それは絶対だ。見間違えてなんかいない。
ならばなぜ、こんな空間にいる?おいこら、どういうことだオラァ。
「なんっっっっでやねぇぇえぇぇええぇぇえん!!!!!」
「それについては私が説明しよう。」
気付いたら目の前に、背中に翼が生えて頭の上に光ってる輪っかがある、abidasのジャージを着たイケメンが現れた。
adid○sじゃなくてabidasな、ここ重要。
とりあえず
「レ、レイヤーさんですか…?」
「ところがどっこい。神様なんですよね、私。」
「そ、そうっすか……神様っすか………」
びっくりしてないわけではない。思いっきりびっくりしてる。びっくりしすぎて、どうリアクションすればいいかわからんだけっす。
「さて、混乱しているところ悪いが、空島蒼壱くん。君が疑問に思ってることは、何故、王城の地下などではなく、こんなところなのか、ということだね?」
「あ、はい……そうっす」
「そして、君の思惑では、巻き込まれ召喚をし、ウハウハ美少女ハーレムを築き上げる予定だった。そうだね?」
「そうっすね……って、そうだよ!!今頃チートゲットして大暴れのはずがなんでこんなところに!?!?」
「まあ、落ち着きなよ。冷静に考えてみればすぐにわかる。君………」
そこで神様はためる。
「巻き込まれてなくね?」
「…………………………あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
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