担任と副担任がまさかの友達っていう。

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俺ら三人は怪訝な顔で相手を見た。 いきなり土下座披露とかww え?ww何?? 頭に『?』をたくさん浮かべていると、相手はシュバッ!!!と立ち上がった。 「本っ当に悪かったでござる!!まさかあんなヘマをするなんて思わなかったでござる………。許して欲しいのだが…U´・ω・Uシューン」 菊「……………な に が?」 つか誰アンタ、謝られる理由不明w 「ハッ!せ、拙者としたことが…名を名乗るのを忘れてた!!すまぬ、拙者は琴ノ葉 影丸(ことのは かげまる)と申す」 そう言うなり礼儀よく頭を下げる琴ノ葉さん。 菊「え………あ、よ…よろしく…」 その武士のような口調とイケメソさにたじたじになりながらも俺は同じように頭を下げた。 影「お主は……えーと…一ノ瀬 菊……でよろしかったか?」 菊「は………はぁ」 なぜこいつ俺の名前を…! ま、まさかこいつも俺の昔の友人………じゃないか。 琴ノ葉 影丸なんて聞いたことねぇや、良かったww ………とするとこいつは…? 翔「影丸って確か……寮長さんじゃなかったかしら?」 影「あ、はい。その通りでござる!実は菊さんの鍵と部屋番号を伝え忘れてしまったのでござる。なので教えに参りました」 菊「え?でも鍵は仲光が……」 仲「……」サッ し せ ん を 逸 ら さ れ た 。 影「そんなわけないでござるよ。生徒の寮鍵は拙者の部屋で厳重に保管してあるでござる。他の者は絶対に盗めるはずはないでござる」 ……………(゚∀゚;) 菊「仲光さん………?」 仲「…許せ」 翔「あーらま、そのまま菊ちゃんに殺されればいいのよ、そーよ、やっちゃえ!!」 影「(´・ω・`)"??」 菊「仲光、覚悟はいいな?嘘吐いた奴は……お仕置きだよな…?」 こうして俺の高校生活は、幕を開けたのだった。 え?仲光?誰それ何それ美味しいの???
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