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私が覚めたとき、私の周りは燃えていた。
「なんで。家が燃えているの!?」
窓の外は炎が広がって、ところどころに死体が見えた
これは、私の家だけが燃えているのではない。村が燃えているのだ
(熱い・・・息ができない)
私はもう一度窓の外を覗いた。
外に手を振っている人がみえた気がした
(誰?誰か生きてるの?ん・・・エルの森なら安全そう)
もう火の手は二階の私の部屋のドアを燃やし、煙をいっぱいにしながら私に近づ
いている
玄関まではいけそうにない!
私は窓を開けた
(この高さなら・・・)
窓枠に手を掛けた
(何か忘れてるような)
「そうだ!ウィンドブーツを履かなくちゃ!」
私はくつを履いて、窓から飛び降りた
フワッという感覚がし、ゆっくりと地面に近づいていく
このウィンドブーツは空を短時間飛ぶことができるため簡単に下りられた・・・
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