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田原さんはくすっと笑った後、
「強気は結構だけど――…、」
私の耳元に顔を近づけ耳たぶを甘かみした。
「…ッ!」
その後、すぐに耳の裏から首筋を舐めまわすように愛撫してきて。
「優子は自分の置かれた立場を理解してないよね」
くすぐったいのを通り越して全身に身ぶるいが回った。
「ちょ…、田原さっ…」
嫌がって顔を引き、2、3歩後ろへと下がれば後ろの石垣にぶつかって。
トラップに嵌められた形となった。
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