新一/藤秋 新一

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僕の音楽を変えてくれた人 ーー「アスナさんに励まされたんですか」 新一「あれ? どうだったかな? 正確には、『応援してます!』って ファンみたいに言ってきたのかもしれないけど……」 ーー「それは、絶対に励ます気、ありませんね(笑)」 新一「そうかもしれない(笑) ただ、そこで変われたのは事実だし 実際、その後のコンクールでね 最優秀指揮者に選ばれたんだよね!」 ーー「それはアスナのおかげと!」 新一「そう! そういう事になっちゃうの!(笑)」 ーー「なるほど~ でも、それからヨーロッパでも活躍してましたよね」 新一「活躍……まぁ、してたね(笑)」 ーー「では、次のお話に 新一さんって、意外なんですけど BWFのファンなんですよね?」 新一「ファンクラブも入ってますよ!」 ーー「なかなかイメージが離れてるんですけど どうしてファンになったんですか?」 新一「えっと、丁度、ヨーロッパで オーケストラの指揮やってた頃に 音楽って何なのか分からなくなったんですよ そんな時に動画サイトで見つけたPVを見てて 『これだ!』って思ったんです」 ーー「じゃあ、まだ留学中に好きになったって事だ」 新一「そうですね~ 正確には留“学”では無くなってますけどね(笑)」 ーー「確かに(笑)」 新一「それから、今年、日本に帰ってきて まず、した事がCDの大人買いですよ!」 ーー「大人買いって……全部!?」 新一「もちろんですよ! それだけ、BWFに惚れちゃったんですよね あれは最高級の音楽だ! って思いますもん」 ーー「新一さんから見てもBWFはスゴいんですね」 新一「そう! それが、まさか年下だとは思わなかったし ましてアスナのいとこだなんて……」 ーー「運命って不思議ですね」 新一「教えてもらった時は 運命感じちゃいましたね(笑) 僕の音楽を変えてくれた2人がいとこだったなんて ちょっと出来すぎじゃありません?」 ーー「確かにそうですね(笑)」
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