越えられない壁

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救ってほしい。 この苦しみと抜け出せない 自責の念から。 込み上げてくるその恐怖を 見下ろされる瞳に訴える。 「──私が…殺した…の」 「…誰を?」 息が苦しくなって 呼吸すらまともに出来なくて 喉の奥が締め付けられるように 熱く焼けて行く。
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