越えられない壁

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それでも極力、 誰かに見られたくなくて 柱で仕切られた、 奥まった座席を選んで ラテに口をつけた。 和成さんが来るまで 頭の中で考えるのは 忘れてしまった恋の始め方。 どうやって私は”あの人”を 好きになったんだっけ。 どんな言葉を”あの人”に 伝えていたんだっけ…。
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