日常

2/2
26人が本棚に入れています
本棚に追加
/63ページ
神「駄菓子屋の兄さん~お会計~」 「また、沢山買うな~」 神「いいじゃ~ん。子供達に配ってたらなくなったんだよ~」 くだらない会話を終え駄菓子屋を出る 袋の中から棒付きの飴を取り出し口に運ぶ 飴を噛む癖があり、ガリガリと口の中から音が聞こえる 日陰でお菓子を食べようと思い木の方に向かう この前、お菓子を上げた子供が向こうから走ってくるのが見えた げっと思いつつ、今回はお菓子を死守したいが子供を侮っていた あっという間に子供に囲まれ菓子をくれと言い出す 飛んで逃げようかと思うが皆、まだ幼い なので袋から子供の為に買ったクッキーの袋を渡す 神「いい?皆でちゃんと分けて食べるんだよ」 そう言いながら子供の1人に渡した 子供達は笑顔で「ありがとう!おばさん」 と言いながら去って行った 子供の言葉に複雑な気分を思いながら歩いていく
/63ページ

最初のコメントを投稿しよう!