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神「駄菓子屋の兄さん~お会計~」
「また、沢山買うな~」
神「いいじゃ~ん。子供達に配ってたらなくなったんだよ~」
くだらない会話を終え駄菓子屋を出る
袋の中から棒付きの飴を取り出し口に運ぶ
飴を噛む癖があり、ガリガリと口の中から音が聞こえる
日陰でお菓子を食べようと思い木の方に向かう
この前、お菓子を上げた子供が向こうから走ってくるのが見えた
げっと思いつつ、今回はお菓子を死守したいが子供を侮っていた
あっという間に子供に囲まれ菓子をくれと言い出す
飛んで逃げようかと思うが皆、まだ幼い
なので袋から子供の為に買ったクッキーの袋を渡す
神「いい?皆でちゃんと分けて食べるんだよ」
そう言いながら子供の1人に渡した
子供達は笑顔で「ありがとう!おばさん」
と言いながら去って行った
子供の言葉に複雑な気分を思いながら歩いていく
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