1000人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
「三田さん、見た目によらず、経験豊富とか?」
「は?」
「今まで何人と経験したの?」
「いやいやいや…」
「またまた~!カマトトぶっちゃって~!」
「あの!」
「実は床上手だったりして?」
また床上手か!!
何で、ほぼ初めて話す人達に、こんなことを言われなくちゃいけないの!?
「あたし、そんなんじゃありません!」
「あれ?そんなに怒るってことは図星?」
「ちょっ…」
「面白そうな話だね?」
「げッ!」
突然、私の背後から、あの人の声が聞こえた。
私は怖くて、振り返ることができない。
「「「「きゃー!崎村さん!」」」」
ああ…背後からダークオーラを感じるよ…
ソロリと振り返ると、オオカミは見事な悪魔の微笑み。
・
最初のコメントを投稿しよう!