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「三田さんって、経験豊富で床上手なの?」
「そーみたいですよ!見た目ではわからないですよね~」
普段は女性に対して無表情な将さんが、にこやかに話しているので、周りの女性陣は嬉しそうだ。
「へぇ…」
だけど、将さんはどう見ても、目が笑ってない。
あぁ…凄く嫌な予感がする…
「キスで腰が抜けるのに?」
「ちょッ!」
「「「は?」」」
女性陣は一斉に怪訝な顔をした。
ていうか、サークル全員が同じ顔してる。
「それに、バージンだったよ?」
「わーーーーーーーー!!」
人前でなんちゅーことを暴露してるんだ!!
私は慌てて、将さんの口を手で塞ごうとしたら、逆に将さんが私の手を掴み、引き寄せた。
「文香が経験豊富で床上手って、俺のお陰?」
「将さん!!」
真っ赤になって怒る私を、すっぽり腕の中に閉じ込めて、ニッコリ顔の将さん。
こんのー!悪魔のオオカミめ!!
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