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コスプレ #2
｢あぁ…ホントに心配！
文香、なるべく俺から離れないようにね｣
｢それだと、綾ちゃんや奈緒さんをおびき出しにくいんじゃ…｣
｢それどころじゃないよ。
この感じだと、その他の害虫駆除のほうが大変だよ。
ナンパとか気をつけてね！文香｣
｢あたしをナンパ？千夏じゃなくて？そんな心配いらないですよ～！あはは！｣
｢｢｢｢うわぁ…無自覚だよ…｣｣｣｣
無駄な心配をする将さんを笑い飛ばしたら、全員に白い目で見られた。
無自覚、無自覚って…
一体、何を自覚すればいい訳！？
｢あぁ！心配……｣
｢大丈夫ですよ！｣
私は自信満々で胸を張ると…
｢いい？文香があんな調子だから、アタシ達がしっかり文香を見張らなくちゃいけないんだからね！
気を抜かないでよ！｣
千夏の叱咤に、私以外の全員が大きく頷く。
何よ、もう！
そんなに私に期待できないのか！
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